巻き爪は生まれつきではなく、日々の生活での歩き方、靴の選び方、爪の切り方など、あなたが知らないことで巻き爪を引き起こしてしまっていることがほとんどです。
巻き爪を治すためには施術も必要ですが、同時に巻き爪に対する知識を身につけることも重要になります。

当院には過去に病院やネイルサロンなどで巻き爪施術を受けて痛みは止まったけど、しばらくするとまた爪が巻いてきて痛みがでるといった再発を繰り返しておられる方が多く来院されます。本当に多く来院されるのですが、なぜこんなにも当院に転院して来られるか疑問でした。

そして、皆さんに聞いていくと理由がわかったのです。

• 爪に穴を開けてワイヤーを通す
• 爪の上にプラスチック性の矯正器具を貼り付ける
• 手術で爪を根元から抜く

この様に、巻き爪だからといって痛い部分の足の爪ばかり施術してしまい、巻き爪になってしまった根本的な原因にアプローチができていないことが、あなたの巻き爪が改善されない一番大きな理由です。

そして、巻き爪になった患者様の大多数の方が巻き爪の原因は足の爪にあると思い込んでいます。

病院やネイルサロンなどでも爪の状態しかチェックされないのでそれを見られた方は『やはり爪が悪いのだ』と勘違いされてしまいます。

実際の病院やネイルサロンでの施術も、ただ爪の上に矯正器具のプラスチックを張ったり、分厚くなり巻いてしまった爪にそのままワイヤーを引っかけたりという施術をされている院がほとんどです。

それが悪いことではありません。

その様な矯正法でも、一時しのぎとはいえ痛みは解消されるからです。

ただ、当院に来られる「巻き爪」で苦しむ方々も、施術で一時的に刺さらなくなっても、爪が伸びて矯正器具が外れて少し経つとまた爪が巻いて刺さって…を繰り返していました。

実際に来られた９６%の方々が巻き爪になった原因が爪にはなく、足爪以外の他の部分に原因が起こっていたのです。

もちろん「巻き爪」自体の処置は大事です。

しかし、爪が巻いてしまう原因そのものを取り除かない限り、ワイヤーを外したり、手術で抜いた爪がまた生えてきたら、また同じ悪い状態にまで戻ってしまうのはイメージできると思います。

巻き爪を矯正しても、手術で爪を抜いても、一向に爪が巻いて刺さるという悪循環から抜け出せないのは本当の原因にアプローチができていないためだったのです。

巻き爪とは、何らかの原因により徐々に爪が丸く巻いてしまうことです。

皮膚に食い込み炎症を起こすと、激しい痛みを引き起こします。

進行すると指先が化膿や出血するようになり、激痛で歩行困難になる方もいます。

重症化すると、さらに炎症が激しくなり、しこりのように腫れて『肉芽腫』になってしまう事があります。

【陥入爪（かんにゅうそう）】

爪がその周囲の皮膚に食い込んだ状態です。組織が傷ついて炎症を起こし、腫れや痛みを起こします。
赤く腫れたり、肉芽が盛り上がったりしてくることがあります。

足の親指に起きやすいですが、他の指趾爪にも生じることもあります。
長期間続くと出血しやすい肉芽組織が生じます。
この肉芽組織からの汁で周囲の皮膚がただれ、さらに爪も柔らかくなるためさらに変形が起こりくい込むという悪循環が生じます。

一般的には、深爪が原因になると言われています。

爪を短く切りすぎると爪の押さえがきかなくなり、皮膚が上に隆起してしまいます。
すると伸びてきた爪が皮膚にぶつかって正常に伸びることができなくなり、陥入爪になってしまいます。

陥入爪になると多くの人は、痛みを和らげるために、爪をさらに短く切るという行為を行います。
それでさらに重症化させてしまう方が多く見られます。

また、周囲の皮膚に隠れている爪の角を切るときに爪が棘（とげ）のように残った状態になり、それが突き刺さる場合があります。

【湾曲爪（わんきょくそう）】

皆さんがイメージする巻き爪に最も近いのがこの湾曲爪です。

これは爪の両端が内側に巻くように変形した状態です。
爪が全体的に巻いていて、ひどい場合は爪の両端がくっついて先の方が円を描くようになります。

一般的には、外反母趾などの足の変形や、先が尖ったりサイズの合わない靴を日常的に履かれている事で足先への過度な圧迫がかかる事によって起こると言われています。

外反母趾などの足の変形があると爪は横や斜めからの圧力を受けやすくなり、それに押されて爪が内側に巻いていきます。
また、窮屈な靴を履いていると爪が両端から押されるので皮膚を挟み込むように内側に巻いてしまいます。

爪の左右の端っこが巻いていくので、ぱっと見で確認しづらく、気が付いたときにはかなり進行してしまっているというケースも多いです。
そのため、炎症がひどくなってしまう方も少なくありません。

【爪甲鉤弯症（そうこうこうわんしょう）】

爪全体が上に重なり、ぶ厚く、硬くなった状態が進行して、爪がタカやワシの爪のように鉤形に湾曲する状態のことです。
爪の色が濁った黄褐色または黒褐色に変色します。

深爪や足への継続的な過剰圧力によって本来なら爪甲で覆われている指先の皮膚が露出し、足指に力が加わると地面から受ける上向きの圧力によって、皮膚が盛り上がります。

爪が伸びるときに盛り上がった皮膚にぶつかるとそれ以上伸びることができずに爪が厚くなっていきます。

爪が厚くなって正常に伸びることができなくなると、爪の下に新たな爪が伸びて層状に重なっていくのです。

何層にも重なった爪は、厚いために靴にぶつかり痛みがでたり、爪が指に食い込んだりします。
そうなると歩行が困難になったり、日常生活に支障をきたしたりするようになります。

３つある巻き爪の種類も、そこからさらにタイプが分かれます。

• ステープル型：爪がホッチキスの針のような形になって皮膚に食い込むタイプです。
• 半ステープル型：爪の片側だけホッチキスの針のような形になっているタイプです。
• 半月型：両端が全体的に緩やかなカーブで皮膚に食い込むタイプです。
• 渦巻型：渦巻の様に、肉をねじ込む様に巻き込んでいく重症なタイプです。

このように、巻き爪にもさまざまな種類があり、それぞれ施術法が全く違います。

何が「原因」で巻き爪として現れているのか？

ここをしっかり見つけておかなければ、再発してしまうのが巻き爪の大きな特徴です。

巻き爪になってしまう原因は様々です。

• 深爪などの間違った爪の切り方
• 合わない靴を履き続ける
• 外反母趾などの変形や浮き指
• 怪我など

一般的には、これらがきっかけで巻き爪になってしまうと言われています。

あなたの巻きつめを改善するためには、巻き爪になってしまう原因よりも、こちらの原因の方が重要です。

もともと、初めから爪は軽く巻いており、常に軽い巻く力がかかっています。

通常は、そこに歩行時に地面からの力が加わることで、爪を開く力になり、バランスを保っているのです。

この力が加わらない状態が続き、バランスが崩れてしまうと、巻く力の方が強くかかり続けるために、どんな矯正法を何度試しても巻き爪が再発し続けてしまうのです。

これを起こしている原因は２つ。

脚の過剰な内ねじれ（オーバープロネーション）と重心の前方への崩れです。

この２つが原因となり、足全体の崩れが起こり、その結果として足のアーチが潰れや、足の親指のねじれ（爪が真上を向かない）が起こります。

この指のねじれが起こる事で、先ほどお伝えした爪を巻く力と地面からの力のバランスが均衡を保てなくなり、巻き爪を引き起こし続けることになるのです。

この根本原因を改善しない限り、あなたは巻き爪を矯正しては再発するというサイクルから抜け出せなくなってしまうのです。

当院ではまず的確な検査を行い、間違いのない状態で施術を行っていきます。当院には、過去に「色々な矯正法やった」「手術をした」それでもまた巻き爪で苦しんでいるという方が多く来られます。

「同じワイヤー矯正なのに何でこんなに違うの！？」

「病院から神戸元町駅前整骨院に行くといいと勧められた」

「こんなんだったらもっと早くここにくればよかった」

という喜びの声を多くいただいてきました。

推薦いただいている理由は共通して、当院が巻き爪や外反母趾など足のトラブルを専門的に改善できる整骨院だからです。

特許取得の技術で、ワイヤーを使用する矯正法を用います。
爪の両端に引っ掛けて爪を持ち上げていきます。
爪への強い矯正力と、矯正の高い持続力が、他の矯正法と大きく異なるポイントです。

ワイヤーよりも重要なのが、取り付ける前に、爪の加工を行うことです。
爪が厚くなった状態のままだと矯正力が半減してしまうためです。

爪を正しい厚さ、形にヤスリで整えていきます。
それから皮膚に刺さっている爪の部分を持ち上げ、ワイヤーを掛けます。

これを月に1度のペースで矯正していき、爪を持ち上げて整えていきます。

あなたの爪を巻く力を止めるためには、原因のところでもお伝えした
脚の過剰な内ねじれ（オーバープロネーション）と、重心の前方への崩れからくる足や足指のねじれを無くしていく必要があります。

ひとりひとりの状態に合わせて、足関節の歪みの調整、股関節や膝関節の調整、歩き方や姿勢の調整などを行っていきます。

そうすることで爪に変な圧力をかけ続ける習慣を取り除いていきます。

巻き爪は放っておいて良くなる症状ではありません。

間違えた施術を受け続けて良くなるものでもありません。

しかし、的確な判断と状態に合った施術さえ行えば良くなる症状なのです。

費用と来院するための時間はかかりますが、その後の生活を考えれば、しっかりと施術を受けるメリットは十分にあります。

痛みをひきずって、憂鬱な時間を過ごすよりも、一気に良くして、あなたの１００年人生を長く楽しんでほしいというのが、私が巻き爪を専門に施術をしている理由です。

まずはご相談のお電話を頂けたらと思います。

私たちにお任せください！
必ずお力になります！