一口に「不眠」と言っても、

• 寝つきが悪い「入眠障害」
• 夜中に何度も目覚める「中途覚醒」
• 必要以上に早く目覚めてしまう「早朝覚醒」
• 睡眠時間の割にぐっすり眠った感じがない「熟眠障害」

この４つがあり、1つの症状だけでなく複数の症状があらわれる人もいます。
日常生活に支障を及ぼすレベルになると「不眠」とされるのが一般的です。

不眠の状態が長期間続いてしまうと、やがて倦怠感、朝起きる気力や意欲の低下など日常生活に支障が生じやすくなります。

また注意力や記憶力を要求されるような作業の能率が低下し、気分も沈みがちになります。
そして、ささいな事に過度に反応し、対人関係に敏感になり、すぐに怒りっぽくなりがちです。

睡眠中には成長ホルモンが分泌されたり、免疫力が増強されて身体組織の修復が行われたり、日中の情報や記憶が整理・定着されたりすることがわかってきています。

不眠になるとこうした機能が不十分になり、抑うつ、頭重感、めまい、食欲不振など様々な身体の不調があらわれやすくなると考えられます。

また、不眠が続くと「今日もまた眠れないのではないか」という不眠恐怖が生じ、「何とかして眠らなければ」と強い緊張を感じたりして、なおさら不眠が悪化するという悪循環に陥るケースも少なくないようです。

不眠（睡眠障害）になる主な原因は「自律神経の乱れ」にあると言い切ってもいいでしょう。

不眠になる「きっかけ」には

• 人間関係などのストレス
• 環境の変化によるストレス
• お酒やタバコの取りすぎ
• 交替制勤務などによる体内リズムの乱れ
• カフェインやニコチンの覚醒作用
• 騒音
• スマホやパソコンの見すぎ

など様々なものがあります。

しかし、日常生活まで支障が出るほどの慢性的な不眠は「自律神経の乱れ」によって引き起こされます。

自律神経は、
日中の活動やストレス担当の「交感神経」
夜の休息やリラックス担当の「副交感神経」

この２つから成り立っていて、どちらかが働いているときは反対側は休んでるといった風に、シーソーの様にバランスを取っています。

健康な方は、朝起きたら交感神経のスイッチが入り、仕事や家事など意欲的に動き出します。

そして夕方〜夜になると副交感神経のスイッチに入れ替わり、リラックスして睡眠に入り脳や体を休めるのです。

これが何らかの理由で交感神経が働きっぱなしになり、夜になっても副交感神経スイッチに切り替わることができなくなると、活動興奮スイッチが入りっぱなしの身体は、寝つけない・目が覚めやすいといった不眠状態に陥ってしまうのです。

当院では、まずあなたの自律神経を乱してスイッチが入れ替わらない原因どこにあるのかをカウンセリングと的確な検査により明確にしていきます。なぜなら原因をつき止めず施術を行なっても改善に導くことは難しいからです。

あなたの原因を明確にし、間違いない状態で施術を行なっていく事で、きっと今までにない効果を感じてもらえる事ができるでしょう。

当院では、不眠（睡眠障害）を改善するために

１．自律神経の乱れの調整
２．内臓疲労の調整
３．骨格の調整（肋骨・背骨など）

主にこの３つの点を重視して施術を行なっていきます。

痛みの無いソフトな施術で、原因となっている場所に直接アプローチし、あなたの自律神経の乱れを整え、リラックス興奮スイッチの入れ替えがスムーズにできるように改善していきます。

その上で内臓の疲労をとる施術で、あなたの疲れている内臓の機能を向上し、血流・リンパ液の流れを改善に導き、さらに自律神経のバランスが継続的によくなるようにしていきます。

自律神経の乱れを整え関節・内臓の機能を取り戻すことにより、すぐ症状が戻ることなく来店を重ねるごとに良い状態になっていきます。

ただ、自律神経の乱れというのは

• 仕事や家庭などの人間関係による「ストレス」
• 甘い物や乳製品のとりすぎや、お薬の飲み過ぎ
• 不安、恐怖、心配性などの考え方のクセ

この様な事があると、一度改善したとしても、また時間とともに乱れてしまいます。
だからこそ、自律神経の乱れがなかなか改善しなかったり再発を繰り返す人が後を絶たないのです。

当院では、自律神経の乱れを整えるだけでなく、こういった自分だけでは見逃しがちな生活の中の原因をプロの目でキャッチし、見直し・立て直しをしていく施術を行なっておりますので、ご安心ください。

不眠（睡眠障害）は、放っておいて良くなるような簡単な症状ではありません。

そして間違えたアプローチを繰り返して良くなるような事もありません。

しかし、的確な判断と体に合った施術さえ行えば良くなる症状なのです。

不眠（睡眠障害）でお困りの方は、まずご相談ください。
きっとお力になれると思います。